探偵事務所の選び方|届出番号の確認方法と、契約前に必ず聞く6つのこと
浮気調査は数十万円の買い物です。それなのに、多くの人が動揺した状態で、最初に見つけた1社に決めてしまいます。 ここだけは冷静にやってください。
1. 届出番号を確認する(最優先)
探偵業を営むには、探偵業法により都道府県公安委員会への届出が義務づけられています。 届出番号は次の形式です。
東京都公安委員会 第30130348号 福岡県公安委員会 第90160014号
公式サイトのフッターか会社概要に記載があるのが普通です。見当たらない場合は、電話で聞いてください。 答えられない、はぐらかされる——その時点で候補から外して構いません。
契約時には「探偵業届出証明書」の提示を受けられます。番号と社名が一致するか確認してください。
2. 重要事項説明書を受け取る
探偵業法により、契約前に書面での重要事項説明が義務づけられています。 口頭だけで契約を進めようとする事務所は避けてください。
3. 契約前に必ず聞く6つのこと
□ 調査員は何名で動くか(2名か3名かで費用が倍近く違う) □ 車両費・交通費は料金に含まれるか、別途か □ 延長が必要になった場合の1時間あたりの単価 □ 「成功報酬」の場合、何をもって成功とするか □ 報告書はどの形式で出るか(写真の点数、日時の記録方法) □ 証拠が取れなかった場合、支払いはどうなるか
特に4つ目です。成功の定義が「ホテルへの出入りの写真」なのか「対象者と第三者が接触した事実」なのかで、 支払う金額がまったく変わります。必ず書面に落としてください。
4. 報告書の形式を先に見せてもらう
裁判や調停で使うつもりなら、報告書がそのまま証拠になります。 サンプルを見せてもらい、次を確認してください。
□ 撮影日時が写真に記録されているか □ 対象者の顔が判別できる写真か □ 時系列で行動が追えるか □ 場所が特定できるか(建物名・住所)
これらが欠けていると、証拠としての価値が落ちます。
5. こういう事務所は避ける
✗ 届出番号を明かさない ✗ 重要事項説明書を出さない ✗ 見積もりを口頭でしか言わない ✗ 「今日契約すれば割引」と急かす ✗ 「絶対に証拠が取れる」と断言する ✗ 追加料金の説明が曖昧
急かす事務所は特に注意してください。 あなたは動揺しています。それを利用する営業手法が存在します。 1日待って冷静に判断しても、状況は変わりません。
6. 相見積もりは失礼ではない
「他社にも相談している」と伝えて態度が変わる事務所なら、そこはやめたほうがいいということです。 まともな事務所は比較されることを前提にしています。
2〜3社に、同じ条件を伝えて見積もりを取ってください。 同じ条件で比べないと意味がありません。伝える内容は次の通りです。
・目的(事実確認だけか、裁判で使うか) ・相手の行動パターンで分かっていること ・地域(自宅の最寄り駅、相手の勤務先の方面) ・希望する期間